セットアップが終了

SQL2005のセットアップの後、VS2005をセットアップ。
VS2005を起動し、「オプション−環境−フォントおよび色」を選択すると以下のエラー。

パッケージの読み込みエラー
パッケージ’Microsoft Data Transformation Services Designer’を正しく読み込めませんでした。(GUIE =  {96B36E93-F71C-4160-A4EA-26AE801D2F63})。・・・・・

調べてみると、’Microsoft Data Transformation Services Designer’はSQL2005のDTSで利用するActiveXのようです。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Microsoft SQL Server\90\Tools\Shell\Packages\
{96B36E93-F71C-4160-A4EA-26AE801D2F63}
に登録されています。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\VisualStudio\8.0\Packagesにも同様のGUIDで登録されています。

本来はSQL2005のActiveXのようでしたので、VSのレジストリから思い切って削除したところ現象が回避されました。

ところが、「フォントおよび色」が表示されたにもかかわらず、[設定の表示]コンボボックスの一覧が正規より少なくなっています。表示項目のリストボックスには何も表示されていません。以前もこの現象が発生して、VS2005をアンインストールして、インストールフォルダを削除し、さらに、
「X:\ Documents and Settings\???(プロファイル名)\
Application Data\Microsoft\VisualStudio」とマイドキュメントのVisual Studio 2005フォルダを削除することで現象を回避できたような気がしたので、早速実行。でも、やっぱりうまくいかない。また、レジストリをいろいろ詮索していると、
「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\VisualStudio\8.0\FontAndColors」と
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\VisualStudio\8.0\FontAndColors」を発見。何かくさそうな気がして、VS2005をアンインストールしてから、この2つのキーを別の名前に変更してから、再度セットアップをする。起動後に、「フォントおよび色」を選択すると、今度は必要な情報が表示され、なんとか現象を回避することができました。「フォントおよび色」を選択したタイミングで時間がかかっていたので、この段階でレジストリを再作成していたのかも。だとすると、再セットアップは必要なく、レジストリ名を変更して、VS2005を起動し、「フォントおよび色」を選択するだけでもよかったかもしれません。

また、別名にするのは、HKEY_CURRENT_USERのほうだけでもよかったのかもしれません。

この過程でSQL2005を名前つきのインスタンスで再セットアップする過程で、既に同一のインスタンスが登録されているために、インスタンスの作成で、セットアップが失敗してしまう現象もありました。アンインストールはしたはずなのに、確かにサービスの一覧にもインスタンスが表示されていました。
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services」からこのキーを削除して再度セットアップしても現象は回避されません。サービスの一覧にも表示されているのですが、「状態」と「スタートアップ」のカラムは空欄になっていて、ダブルクリックするとエラーになってしまいます。OS(Windows Server 2003)を再起動すると、起動時にエラーがでてきます。もう一度よくレジストリを見てみると、
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\Root」の下に、
「LEGACY_???????」という規則で???????の部分がサービス名であるキーを見つけたので、これを削除。セットアップを再度実行。今度はうまくいきました。

OSをフォーマットしてから、セットアップをしたほうが、現象回避は早かったかもしれませんが、勉強にはなりました。